トラウトマン大佐の制服紹介 – 第一回「リボンバー」

トラウトマン大佐
フルネーム: Col. Samuel Trautman
ニックネーム: Thrumi

ランボーファンに絶大な人気を誇るトラウトマン大佐。長年にわたりトラウトマン大佐のユニフォームの再現を試みているコレクター、ハルさんの所有するハンドメイド・コレクションの紹介をすると同時に、その研究を推し進める記事です。これらは全てハルさんによるハンドメイドとなります。一緒に大佐を愛しましょう。

第一回 「リボンバー」

* 略綬
(りゃくじゅ、英:Ribbon bar、Band)
 主に軍人が受章した勲章・記章等の佩用を略するため、代替として佩用する略式の綬のことをいう。リボンバー、リボン、バンド、略授、略章ともいう。 なお、国や時代によっては警察官や消防吏員等も佩用している場合がある。(Wikipediaより)
 簡潔にまとめると、授章したメダルを付けていては重たい為、このようなリボンバーに省略し、胸に付けている状態を指している。

* トラウトマン大佐コスチューム、略授を組むにあたって – ハルさんのコメント
 「これらはあくまで「ランボー3 怒りのアフガン」の大佐の略授をモデルに構成されています、ただ、決定的な静止画を手に入れることが大変難しく(実際、現在も困難です)、カラー画像など明細資料を「ホット・ショット2」に求めました。あくまで私の推測ですが、「ホット・ショット2」のプロップ衣装は「アフガン」の流用ではないかと思います。役名こそ違うので、ネームプレートこそ違いますが、略授の位置が私の調べた限り同じです。略授に関しては、あくまで、現在手に入る資料に基づき組まれたものです。より正確な資料が入手できた場合、略授を“組み直す”事も今後ある事を承知の上でお楽しみ下さい」

**********************
(画像略授、左上から右に向かって進みます)

*Distinguished Service Medal (ディスティンギッシュト・サービス・メダル)
アメリカ合衆国政府に対する軍事上の重責ある顕著な功績に対して授与(授与されるのには大統領の承認が必要)。現在は国防総省でもDistinguised Service Medalを設定しており、一般に”Army Distinguished Service Medal”と呼ばれている。

*Region of Merit (リージョン・オブ・メリット)
アメリカ合衆国に対し優れた功績のあった人物に授与。
また授与対象者によって四つの等級がある。
http://www.militaryuniforms.sakura.ne.jp/legion_of_merit.html

*Meritorious Service Medal (メリトリアス・サービス・メダル)
アメリカ合衆国に対し非戦闘時に優れた功績・勤務成績のあった人物に授与。
http://www.militaryuniforms.sakura.ne.jp/merit_svc.html

*Purple Heart (パープル・ハート)
交戦中に死亡もしくは負傷したアメリカ軍将兵に対して授与。
http://www.militaryuniforms.sakura.ne.jp/purple_heart.html

*Joint Service Commendation Medal (ジョイン・サービス・コメンデーション・メダル)
統合軍組織でめざましい功績・勤務成績を上げた場合、国防長官より授与。
http://www.militaryuniforms.sakura.ne.jp/joint_svc_com.html

*Army Commendation Medal (アーミー・コメンデーション・メダル)
戦功をあげた者に授与。
戦功勲章としてはいちばん貰いやすく、下士官でも違和感のない勲章。

*Bronze Star Medal (プロンズスター)
勇敢な行為やめざましい功績・勤務成績などに対して授与。
ただし、航空関連は授与対象に含まれない。
http://www.militaryuniforms.sakura.ne.jp/bronze_star.html

*Armed Forces Expeditionaly Medal (エクスペディショナリー:遠征メダル)
特定の従軍記念章で規定されていない軍事作戦に参加した場合に授与。
http://www.militaryuniforms.sakura.ne.jp/af_exp.html

*Vietnam Service Medal (ヴェトナム・サービス)
1965~1973年の期間中、
ベトナム・ラオス・カンボジア・タイでの軍事作戦に参加した場合に授与。
http://www.militaryuniforms.sakura.ne.jp/viet_svc.html

*Korean Service Medal (コリアン・サービス)
1950~1954年の期間中韓国に勤務した場合に授与。
http://www.militaryuniforms.sakura.ne.jp/korean_svc.html

*Army Service Ribbon (アーミー・サービス)

*United Nations Service Medal (ユナイテッド・ナショナル・サービス)
1950年6月27日から1954年7月27日の期間中、
国連軍として韓国で兵役についた場合に授与。
http://www.militaryuniforms.sakura.ne.jp/un_korea.html

*Republic of Vietnam Gallantry Cross with Palm Medal
(南ベトナム樫葉付き武勲十字部隊メダル)
ベトナム戦争中の1961年3月1日から1974年3月28日の期間中、勇敢に戦った者に授与。
http://www.militaryuniforms.sakura.ne.jp/viet_gall_cross.html

*Republic of Vietnam Campaign Medal
(リパブリック・オブ・ベトナム。キャンペーン・メダル)
1965年から1973年の間、ベトナムで6ヶ月兵役につくか、
その期間中に負傷もしくは死亡した場合に授与。
http://www.militaryuniforms.sakura.ne.jp/rvn_camp.html

**********************
参考URL
http://www.militaryuniforms.sakura.ne.jp/medals_index.html
http://www.bekkoame.ne.jp/i/jackie/mil/usa/ribbon.html
http://homepage1.nifty.com/TS/NDUN/jap/h_sam01.htm

**********************
★注 意★
略授に関しては、あくまで、現在手に入る資料に基づき組まれたものです。より正確な資料が入手できた場合、略授を“組み直す”事も今後ある事を承知の上でお楽しみ下さい。

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コメント / トラックバック13件

  1. ハルさん、多大なる協力をありがとうございます。
    私は仕事以外ではお世辞を云わないタイプなので、正直な感想を述べさせて頂きます。

    ネット上で見る限り、ここまで大佐のコスチュームを忠実に作ってらっしゃる方を私は見たことがありません。私もすべてのコレクターさんのコレクションを見ているわけではありませんが、恐らく、ここまで再現されているのは世界でハルさんだけではないかと思います。

    又同時に、大変精巧に仕上げられていると思います。私の知る狭い範囲の話で恐縮ですが、弓にしても同タイプを購入して弦を引っ張って喜ぶ、というのが主流で、矢や矢じり、矢筒を揃えたり、それを調整したりしている方は見たことがありません。コスチュームにしてもしかり、ハンドメイドについては(大変申し訳ないのですが)大味な方が多いです。

    そんな中、ハルさんのハンドメイドは目を見張るものがあります。
    正直、スライに知って欲しく思います。

  2. >正直、スライに知って欲しく思います。

    これ以上の賛辞は、ございません。ありがとうございます!

    これからも研究、製作したいと思います。

  3. おはようございます^-^

    トラウトマン大佐はD・マレル氏著「First Blood」では、訓練スクールの校長であり大尉の位にある人物で、ランボーとは面識のない人物として登場しますよね。しかし映画では、大佐となり、ランボーと一緒に戦った人物、となりました。映画の衣装さんはそれを踏まえて映画版トラウトマンのリボンバーを組んだのかと思うと、想像が膨らみます。

    あとティーズル署長は朝鮮戦争の英雄として登場します。それをごくごく初期で知ったランボーが彼を戦場プロとして扱い、それ相応に追い詰めていくのですが、最後の最後でティーズルがパニックを起こしてランボーの思う行動パターンから外れた逃走をしたことによって、ランボーは彼を見失い、ティーズルは山から降りてこられたのかな、というのが私の感想です。

    私はミリタリー系にはまったく暗いのですが、知れば知るほど小説「First Blood」が楽しくなってくるから不思議です。大変興味深く思います。

  4. いやはや、唸らされますね。これは。

    いかなスライファンとはいえ、この発想を実行に移すのは
    容易ではないことですよ。しかもこの完成度。いやいや感服です。

    それにしてもハルさん、これを製作されようという発想は
    いつごろどのようにして芽生えたものなのでしょう。

    いえ、例えばコスプレ趣味をお持ちであるとかそういうことであれば
    すんなり「ああ成程」と思えるのですが、一映画ファンとしては
    随分凄いところに飛んでいくものだなあと驚かされたものですから
    差し支えなければその経緯等もお伺いさせていただきたく。

  5. !!
    私、ハルさんからコレクション画像を頂くばかりで、
    怠慢にもそれに満足しきり、何も質問してまいりませんでした。

    私からも質問です。
    1)コスチューム制作に取り掛かったのは何年前ですか?
    2)最初に手に入れたパーツは何ですか?(Airborneのワッペン、ベレー帽、コート等)

    宜しくお願い致します。

  6. どーなんでしょう?自分であまり深く考えた事がありませんでした(汗)。『製作の発想・経緯』は“他趣味の経験→コスプレ→製作・展示”でしょうか。私事ですが、子供の頃、剣道(後に弓道も)、ボーイスカウトなどをやっておりまして、映画ランボーに出てくる道具や制服は身近に感じておりました。『使ってみたい、着てみたい』が始まりでしょうか。絵画も噛ってましたので、制作・展示も私には必然でした。
    大佐の制服は、20数年前にベレーにフラッシュとクレストを付けたのが始まりです。
    因みに、大佐の制服は着た事がありません、所有欲でしょうか?専ら眺めて楽しんでます。

  7. >ハルさん
    ありがとうございます。
    ベレー帽から入られたのですね。20年前ということは「アフガン」の頃でしょうか。

    大佐コスチュームは着用されたことがないとのこと、大変理解できます。
    恐らく着用されたことがないのではないかと予想しておりました。
    制服のサイズは大佐役のリチャード・クレンナ氏の体格を予想して、そのサイズで作られているのですか?

    又、今まで制服をネット上や雑誌に紹介したことはございますでしょうか。

    質問攻めですいません><

  8. うーん、成程。
    ハルさんにとって「製作」はごく自然で身近な行為であったということですね。こちらも質問に質問を重ねるようで大変恐縮ですが、20数年前にスタートした制作が一応の完成をみたのはいつ頃でしたのでしょうか。この内容、そして再現度から相当の年月がかかったのではないかと推察いたしますが…。

  9. 小論文が苦手なハルです、、、。実はベレー試作第1号はFIRST-BLOODタイプのベレー帽で脱出公開前の製作と記憶してます。2or3タイプはアフガンの頃製作です。サイズは特にクレンナ氏の身長を調べた訳ではありません。資料によるSLYとの身長差の目測です(笑)。展示とオーバーな表現なってしましたが、公に他で公開した事はありません(汗)。話せば、長くなりますが、実は大佐の制服本体は、極最近(ここ1、2年)組んだものなのです。それ以前はランボー衣装レプリカが専ら中心でした。自己分析するとコスプレも楽しいですが、どちらかというと“調べて作る過程”が楽しいタイプかもしれません。

  10. >ハルさん
    素晴らしいお話をありがとうございます!
    私などは前髪が少し伸びだだけで「…ちょっとランボー入ったかもしれない(微笑)」などと悦に入る程度なので、もう、お話にならないって感じです><

    コスプレ…いいですね。自分なら何になりたいでしょう。ランボー4に出てきたガイド君なんかいいですね。でも実際はマードックとかになりそうです(?)

    このようなしょんぼりしたブログに、ハルさんの大切なコレクションの紹介を許可してくださって本当にありがとうございます。未だ仕事の方が落ち着かず更新ままならないブログですが、少しづつ頑張りたいと思います。今後ともよろしくお願い致します^-^

  11. >メモさん
    こちらこそ。海の者とも、山の者ともわからない私ごときを暖かく受け入れてくれてありがとうございます。これからもよろしくお願いします!
    P.S.更新はマイペースで。。

    >ZIMさん
    書き込みはしてませんが、ブログは拝見してます。TOPのスピードレーサーのマッハ号画像、かっこ良く、美しいですね!あの映画は鑑賞しましたが楽しく、懐かしかったです。ホラー映画は苦手です(笑)。

  12. ああ、ハルさんの「調べて再現が楽しい」は物凄く共感するものがあります。私も以前「ラストスターファイター」という80年代のB級作品に登場したアップライト型筐体のゲーム機をCGで再現しようとしたのですが、それがえらく楽しくなってしまって、仕上がりには全く映らない細部迄まで黙々と再現し続けた覚えがあります。趣味事はやはりプロセスを楽しんでこそですよね。

    >マッハ号
    あのような狭い趣味のサイトにわざわざご来訪いただきまして、真にありがとうございます。最近更新が途絶えがちですが、また秋に向けてぼちぼちと進めて参りますので、たまにでも覗いていただければ幸いです。ご希望のテーマがあれば頑張ってトップ絵にいたしますので(^^)

    >メモさん
    いつもご苦労様です。サイト運営は気持ちの上での負担などもあることでしょうが、今後はどうぞ気楽に、のんびり続けていただきたいと思っております。是非とも「プロセス」を楽しんで参りましょう。

  13. ZIMさん
    「ラストスターファイター」は、生憎存じあげませんが、ビデオ化されてますでしょうか。タイトルから、なにやらゲームとファンタジーとSFの匂いが…気になります。
    トップ絵の件。おねだりしたい作品が思いついたら提案させて下さい!
    P.S.“ランボー祭”の『大佐キャラのCG絵』がイイ感じで好きです。
    ではでは。

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