「The Expendables」への道 -2

Expendables reactions!
Moviehole – Feb 10, 2010

日本での公開が10月と発表された「The Expendables」。問題の作品内容はどんなものなのと興味は尽きないところですが、先日スクリーニングが行われたということで、それに対するリアクションがぼちぼち出ているようです。自分がこの場に行って実際見たわけではないですし、彼らの感想は話し半分に見ていたのですが、なかなか面白かったです。それらを勝手に読み解き、そしてカテゴリー「The Expendablesへの道」に相応しく公開日まであれこれ書きながら待ち時間を楽しんでまいりましょう。

1) アクションコメディ? そしてThe Dirty Dozenスタイル
冒頭同僚の女性の意見「彼らはPG-13を目指していると思うわ。これはアクション映画。「アクション映画」って「アクション」を抜き去ってしまえばたいしたストーリーなんてないじゃない? そういう意味ではこの作品も同じ。「デッドフォール」のようなアクションコメディ。でもスライの着想は「特攻大作戦」のようね」のようなことを云っています。この彼女はとにかく「特攻大作戦」について言及しています。

特攻大作戦(The Dirty Dozen)」は1967年に作られた作品で、私は一昨年DVD観賞しました。一言で「特攻大作戦スタイル」と云えば簡単ですが、この映画のスタイルとは一体何を指すのでしょう。1観賞者の私のこの作品で印象に残っているシーンは、ならずもの達が訓練して奇妙な絆を深める以外だと、最後の晩餐のようなショットで模型をつかって作戦の流れを皆で確認する場面(好きなシーンです)と、悲鳴まみれのマンホールにぶちまけるシーンです。
この女性がお幾つなのか判りませんが、何をもって「特攻大作戦スタイル」と云っているのかは「特攻大作戦」を実際観賞した人間によって十人十色意見が分かれると思います。 しかし「デッドフォールみたい」という表現は面白いです。

2) 主役はあくまでスライとステイサム
先の同僚彼女の意見です。あくまでスクリーンに多く顔を出すのはスライとステイサムだと云っています。そして名前を伏せられていますが印象的な「誰かの死ぬシーン」があるとあります。死ぬシーンと云えば自分は世代ではありませんが「太陽にほえろ!」と思われます。印象的に死ぬのは一体誰でしょう。そしてどんな死に方をしますか?

ステイサムについてはCollider reader(リンクが切れていますね)も意見を述べていて「ナイフを使ってのアクションが素晴らしい!」と云っています。ステイサムとナイフと云えば、両手にナイフを持ったティザーポスターの図がありますが一体どんな華麗な舞いをしているのか気にかかります。そしてもうひとつ気になるのはこの意見を述べた彼が何者であるかということです。

ミュージシャン等が格闘技らしきアクション(蹴りなど)を見せた時「なんて素晴らしいNINJAスキル!」「完璧なJUDOキック!」などの意見をよく目にします。それらの意見については生温かく見守るのが礼儀です。勿論ステイサムはアクションが出来る俳優さんですから上記のようなつまらない技ではないと思います。しかし実際どれ程のものなのかについては、自分が観るまでは所謂海外レビュー系の発言には注意を払う必要があるかもしれないなと感じます(もしかして別の誰か達の技の方が我々の目を奪うかもしれません)そしてもし彼女が云うようにステイサムのナイフの舞いがもの凄いのなら、一体誰がそのアクションを付けたのかを知りたいですね。

3) スライ、シュワそしてブルース夢の共演?
Collider readerもFanBoyWebも同じようなことを云っていますが、2)でも書きましたがあくまでスクリーンの大部分を占めるのはスライとステイサムです。リバティさんも過去におっしゃっていましたが、「スライ、シュワ、ブルース!」と押せば初動は良いと思いますが、これがいかにも作品のメインですよと押すのは中~長期的にみてマイナスに働くと思います。

もう何年も前ですがコンビニで「ガチャピンスポーツ」とかいう、つまらないお菓子ににガチャピンが様々なスポーツに挑戦する人形を添付した商品がありまして、実は私も2体持っておりPCのハードの上に乗っかっています。この手の商品は必ず「シークレット」というものがあり、ガチャピンの箱を裏を見ると○ックとしか思えないシルエットが「シークレットもありますぞ!」と云っているという笑える使用でした。あんなシルエットはムッ○以外に考えられませんでした。

バレバレのシークレット ― 私はシュワとウィリスについては大人心くすぐるシークレット扱いで良いと感じていますし、それがかえって反響を呼ぶような気がしています(勿論チラシの裏でシルエットになれとは云いませんが)

4) 80年代のアクション映画と云われて思い出すことは?
「敵が撃つ弾丸は一切あたらず、主人公の撃つ弾丸はすべて敵に命中」「いつまでも弾切れしないマシンガン」。そして共演女優とのキスシーン。そんな映画を家族と観ていました。

5) パンチドランカー
FanBoyWebの意見。「この映画のウィーケスト・リンクは断然ドルフのパフォーマンスだ」(「ウィーケスト・リンク」、直訳すれば「鎖のもっとも弱い部分」)、その後の文を読むと彼はドルフの登場に戸惑ってしまったようで。「まるで「ロッキー4」の時に浴びたパンチによってパンチドランカーになったみたいだ」と云っています。ここで問題になるのはやはりこれを書いた人物が誰かということです。

ドルフと云えばイワン・ドラゴ。ではドラゴという人物は一体どういう風に思われているかですが、過去彼自身が「冷酷残酷なアポロ殺し」と云っています。それについてかなりジョークを飛ばされたようですし、そして自分の容姿が一体どういう印象を与えるのかよく知っているようでした。それが「パンチドランカーのようだ」と云われています。興味深い。

最近私はアポロとドラゴがWii sportsのボクシングで再戦しているほのぼの動画を観ました。ドルフは冷酷なアポロ殺しではないどころか、楽しい人でした。予想ですが、恐らくこのレビューを書いた人物はドルフの姿にビックリしてしまったのではないでしょうか。ドルフ自身も云っていましたが、ガナーというキャラは相当いかれているのだと思います。イワン・ドラゴの欠片もない ― クレイジーな姿がそこにあるのではと感じました。

こんな感じでだらだらと10月まで待ちます…あと8ヵ月ですか、長い……
そろそろ「ランボー5」の話も出てきて欲しい季節かもしれません。

【アーカイブ】
The Expendables は The Dirty Dozenスタイルか
ドルフ・ラングレン 「The Expendables」・スライとの関係を語る
アポロ vs ドラゴ 夢の再戦

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コメント / トラックバック8件

  1. ネットにまわっているレビューを一通りみてきました。
    一部ネガティブレビューもありますが、概ねポジティブですね。全てのレビューにいえることは「The Expendables」はスライが目指している通りの映画になりつつあるようです。楽しみです。 
    アクションはとてもPG-13に見えないようなレビューもありますが、両バージョンとも試写されているのでしょうか?
    ethelmaeブログに書かれている「サプライズ」ってなんでしょうね?
    他にもどこかで同じようなことが書かれていました。
    「ランボー5」? 「The Expendables」続編? 妄想が膨らんでいます。 

  2. >サプライズ
    妄想しますよね。
    最後にリー・クリスマスが劇場に居る人間に向かって
    「Stay tuned!!!」と云ったらかなりのサプライズです。

  3. 特攻大作戦は自分も見ました。この作品はこの作品で面白く見れましたが、出演してる俳優がブロンソンしか知らない状態でした。

    ブロンソンに関連して、スタローンもブロンソンのリメイク作品製作、ステイサムもブロンソンのリメイク作品を今年の冬、アメリカで公開されますね。この両作品も面白そうです。

    やはり、スタローン、ステイサムが主演なんですね。ステイサムのナイフ捌きアクション、見物です。忍者風になるのかな。

    サプライズは何でしょうね。また違う俳優で続編じゃないですかね。ランボー5も近いですね。4月から撮影ですよね。

    the a teamとどちらが売れるかも面白いですね。the a teamも固定ファンいますからね。
    エクスペンダブルスの日本版サイトオープン、待ち遠しいです。劇場グッズ、派手に多数用意してほしいです。

  4. >概ねポジティブ
    よかった!ホッとしてます。ここで酷評の嵐だとちょっとへこんじゃいますもんね。BOX OFFICE MOJOのスタローンとジェイソンのランキングが急上昇しているのはこのスクリーニングの影響があるのでしょうか?ひそかに向こうでは盛り上がっているのかも知れませんね。

  5. みなさん、こんばんは!サプライズは、隠し玉のアクション俳優では?!と希望を込めて思っています(笑)今まで出てきた情報では、キャンセルになった俳優でヴァン・ダム、セガール、スナイプス、カート・ラッセル等々。。。誰か忘れていないか?!80年代、スライとシュワとアクション3羽ガラスと言われた男。。。チャック・ノリス。。。今年で70歳。。。

  6. >Hさん
    「特攻大作戦」にはドナルド・サザーランド(キーファーのお父さん)が出ていました。彼は映画「ロックアップ」でフランクが収容される刑務所の所長を演じました。又、アーネスト・ボーグナインは「ランボー4」でD・マレル氏が言及した「ワイルドバンチ」に出演しています。
    「ワイルドバンチ」はこちらにいらして下さる皆さまに薦められて観賞したという素晴らしい思い出があります。「ランボー4」の最後の乱射は「デスバレエ」、当時それに言及したマレル氏の言葉が取り扱われなかった為、ランボーは老けたから丘の上から動かないで乱射したんだと思ってる方は今でも意外に多いのかもしれませんね。

    >リバティさん
    「ランボー4」の時は契約書を書かせるなど緊張関係にあったメディアと、今度は上手く付き合おうというスライの姿勢が見えていい感じですよね。まずはUSでのヒット目指して頑張って欲しいです。私はこの映画はヒットすると感じています。

    >テルさん
    チャックノリスってもう70歳なんですね! サプライズは気にかかります。今日思いついたのは、ラストでチームの連中が「じゃあ帰ろうか?」なんて云ってる後ろにどこかで見たことのある男の後ろ姿が…というのを想像しました。120%妄想ですが、舞台が同じなのでそういう遊び心も楽しいですよね。

  7. とにかくまずは興行収入1億ドル突破!&初登場第1位!!これをクリアさせて下さい、神様~

    しつこいようですがこれらセットで達成のスライ作品ってロッキーⅣ?ランボーⅡ?
    多分それぐらいからナッシングでしょ?!
    あのクリフハンガーでも8400万ドルですからね・・
    あ~しょーもないクソバカ映画でも軽く1億ドル突破するこのご時世、1億ドルの勝ち云々ありますが(ダイハードⅣでも1億ドルちょい)
    それでも‘1億ドル~日で突破、全米初登場第1位’の冠は欲しいトコロです
    なので公開日も出来るだけ有利に働く日程調整でワタクシは全然オッケーです(笑)

    作品は絶対に素晴らしく楽しめる内容なのは間違いありません
    だけどワタクシは誰よりもしつこく拘ります
    ‘1億ドル以上&初登場第1位’これにつきます、これが絶対必要です!

    PS:上映時間は105分くらいでお願いします。間違っても86分とかは絶対ダメよ、スタローン(苦笑)

  8. 今松竹さんの今後のラインナップを見てきましたが、10月1日公開予定に「大奥」
    これって内容はよく知りませんがヒット漫画ですよね。「ごくせん」「花よりだんご」等漫画原作でドラマ化/映画化→ヒットの図は最近の流行りですが、個人的には「大奥」とかぶるのを避けたいです。何故なら「大奥」は多くのスクリーン数を確保し、たくさんの婦女子さまを動員、何週かにわたって1位の座に居座る可能性があるからです。

    同社配給作品で足を引っ張り合わせるはずもありませんから、そう考えると「The Expendables」の公開は10月3週目あたり? ならば正月まで伸ばすか、繰り上げするかの方が良いでしょう。外国映画は不振が続いている今、ヒット要素があるこの映画を捨てるのは惜しいです。

    映画界のことは本当に全然知りませんが、スクリーニングに関係者さんは行っているのでしょう。公開日についてはまだ動く可能性は充分あると思います。松竹さん、フジさん(ポニーさん)、お願い致します。

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