Director Patrick Hughes Talks THE EXPENDABLES 3, How He Landed the Job, the Action Sequences, Putting the Cast Together, THE RAID Remake, and More
Collider.comによるスライのインタビューを紹介したばかりですが、こっちも非常に興味深いので、紹介しておきます。Lionsgate仲介のもと、電話インタビューが実現したということです。
かなり長いので全部ではないですが、お楽しみください。
Collider: 編集の進み具合について
ヒューズ: 今はブルガリアにいて追加の撮影をしている。これぐらいの規模の映画だとある程度編集をして足りない部分を追加する事はよくあることだ。16人ものスターがいるときに、ハンドルやペダルなどの撮影はもったいないからね。
Collider: ファーストカットについて
ヒューズ: 多分3時間ぐらいのものだったと思う。 これは標準的だと思う、ここから仕上げにかかるのだが、残念ながら、だいぶカットしなくちゃいけない。
Collider: この仕事にありついた経緯について
ヒューズ: 『レッド・ヒル』は私のデビュー品だった。 どこかの映画祭で上映され、誰かが買ってくれることを夢見て、家を抵当に入れて資金を集め、プロデュース、撮影をした。実際に、『レッド・ヒル』はベルリン国際映画祭で一番早く売れた作品になった。ソニーが『レッド・ヒル』を買い付けた2週間後ぐらいに「スライが映画をとても気にいってくれた」ということを聞きいたが、そのことについてあまり深くは考えなかった。それからしばらくしてボンベイで下着のコマーシャルを撮影している時にエージェントから電話をもらったんだ。「スライが『エクスペンダブルズ3』について話したいといっている」と。そして、その週末スライに会いに行った。彼とはすぐに気があい、それでこの仕事に飛びついたんだ。
Collider: スライとの最初のミーティングについて。スライから映画のアイデアを伝えられたのか、それともアイデアを出し合ったのか?
ヒューズ: 映画の構造などに関する大まかな案はあったが、お互いにアイデアを出し合ったよ。それは映画の趣旨に関するものだった。最初にエージェントから電話を受けた際も「売りはなに?」っていうのが私の最初のリアクションだったからね。シリーズものだと徐々にオリジナルの良さが失われてしまうから心配したんだが、それを聞いて気に入ったよ。新しい試みもあった。それから2人でアイデアを出し合うことをして、30分で予定されていたミーティングが最終的には2時間半ぐらいになったよ。
Collider: 超大物アクションスターとアクションシーンをつくることについて。
ヒューズ: スライにはすべてのアクションシーンをそれぞれ違った、ダイナミックなものにしたいと提案した。映画中ずっと銃を撃ちっぱなしのものにはしたくなかった。 様々な風景、質感、美的センスを織り交ぜてとてもダイナミックなものにできた。ビッグなアクション、ビッグな仕掛け、そしてすべてのアクションシーンがそれぞれユニークなんだ。
Collider: メル・ギブソン、ハリソン・フォード出演はどのように実現したか
ヒューズ: それは突然のことだったよ。ある日私がスライのオフィスで仕事をしていると、スライが入ってきて「メル・ギブソンはどうだ?」といったんだ。「マッド・マックス VS ランボーか、いいね!」というと、すぐに受話器をあげてそのままメルに電話をかけたんだ。スライほどのすごいキャリアだとそれができるんだね。クレイジーだったよ。
彼は知らない人はいないからね。誰かにコンタクトしたくなったらそのまま電話できる領域に達している。
ハリソン・フォードの時もそうだった。ある時スライが「ブルース・ウィリスは映画に出演する気がなさそうだ」といったので、いろいろ話していたんだが「ハリソン・フォードはどう?」って聞くから、「ハン・ソロか、いいじゃないか、つれてきて」って言ったんだ。
撮影時はそうやって冗談をいって楽しんでいたし、スライもそんな感じだった。撮影現場では「よしハン・ソロはそこに立って、ランボーはここ、ターミネーターは入ってきてカメラのほうを向くんだ」みたいな感じでいたよ。よく知られているキャラクターの名前で呼んでいたよ。とても楽しかったよ。
超大物俳優相手にこんなやりとりできるなんて、ヒューズ監督はなかなかの大物ですね。
彼のInstagramに公開されていた画像をくっつけたものを張っておきます。
またこんなものもありました。
上の画像がヒューズ監督のInstagramにアップされたのが、ちょうどスライが以下のようなツイートで監督が決まったことを発表していたときです。 ヒューズ監督的にはロッキーのようにチャンスをもらったという感じだったんでしょうか?ますます彼が好きになりました。
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